日経平均1万円割り込む
昨日、日中一時1万円を割り込んだ日経平均だが、今日もすでに1万円を割り込んでいる。今日は、終値も割り込んだままかもしれないなぁ。
小泉内閣発足時、日経平均14000円レベルで本格的に始めた株式だが、途中8000円を切った頃を経験しているだけに、まぁ、こんなこともあるさ、と思っている。
気になるのは当時よりも明らかに経済状況が悪いこと。当時は、下がっても経済自体の数字はさほど悪くなかったから、なんであんなに日経平均が低いのかわからなかった。今回は、たしかに景況感も含め悪い。実体経済への影響は、すぐに出ることだろう。
その意味では、日経平均が再び8000円を切ってもおかしくないと思っている。
すでに運用では数百万の損は出ているが、あまり気にしていない。
まぁ、比較的、配当利回りの高い銘柄や「ザ・日本」という銘柄を買っているので、いつかは上がるし、配当を楽しみにしていましょうくらいの気持ち。底についたら買い増ししたいと思っているくらいである。ただ、底は、まだ当分先だと思うが。
無論、一流企業の株でも不安がまったくないわけでもない。
産業構造の変化が進めば、今の「ザ・日本」企業だって、かつての繊維や鉄が経験した長い低迷期を迎える可能性はある(鉄や繊維は、再び息を吹き返したわけだが……)。また、景気の低迷が進めば、配当が無くなることも十分あり得る。
だが、別にデイトレードをしているわけでも、運用で食っているわけでもない。ここは、ゆっくりと静観しよう。
どうせ、騒いだって何も変わらないんだし。