サイボーグ「メガネマン」だ!
私は、サイボーグ「メガネマン」。
最近のメガネフレームは、170度の熱に耐えられたり、2.5トンの重さでも壊れないよう進化した。
ところが、人間は、そんな熱や衝撃に耐えられない。
そこで、このメガネフレームの性能を十分発揮できるように私が開発されたのだ。
私なら例え顔に熱湯を浴びせられようが、2.5トンの衝撃で殴られても大丈夫というわけさ、はははは。
メガネをかけるために生み出されたので、私は、サイボーグだが視力は弱い。
さっそくメガネをかけてみる。
バシャ!
熱湯をかけられた。大丈夫!
ぐしゃ!
思いっきり殴られた。大丈夫、私はサイボーグだ。
あれ? 視界が悪い。どういうことだ! まさか回路がやられたのか? バカな!
……そう言えば……レンズは?