忍者式隠遁生活

日々のあれこれ

電子書籍と紙の本

最近の電子書籍ブームは、実際には海外での急速な普及に慌てふためいているだけで、日本で本格的に電子書籍が根付くかは、これからだろう。

今後の予想として、本は「読み捨てる本」と「手元に残したい本」に分かれる。読み捨てる本はネットの中で消費され、残したい本が紙として出版されることになる。

電子書籍は、ネットでマーケティングが出来るので出版社の負担も少なくなる。

紙の本が高級品になる。

紙から解き放たれることによって、作家や小さな出版社にとっては、メリットが大きい。

作家とフリーの編集者だけで本が作れるか?

商業出版と自費出版の垣根がなくなる?

キンドルやアップル、グーグルが黒船で、日本の出版業界は開国を迫られ慌てふためく江戸幕府のように見えるのは、気のせいか。

これから数年が出版業界は、一番面白い時期かもしれない。

出版社、取次、印刷会社以外のプレーヤーが入ることによって、業界は活性化する?
他業種からの参入は、規制が厳しかった銀行業界からわかるように棲み分けが可能。(セブン銀行ソニー銀行)。その過程で、いくつもの合併や倒産が起きる可能性有り(まぁ、すでに出版社はたくさん倒産してるけど)

小資本での参入が可能なので、他業種から多くの参入がある。だが大して儲からないので、多くが止めてゆく。金をたくさんつぎ込んだからと言って、収益があがるものではないことを知る?

規格をとるものが、実権を握る?

Appleの「検閲」問題。Appleを出版社と考えれば問題はなし? だが、実際には出版社ではないし。ネット覇権主義

キンドル、アップル、グーグルに代わる日本の会社がでてこないか……出てこないなぁ
なんとかソニーに期待したいが……

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以上、覚え書きというか、今の時点で気になることの羅列でした。